２００９年の今日結婚して、ちょうど８年になりました。
出会って３ヶ月のスピード婚。
その３ヶ月の間、夫は仏さまのようで、
この人とだったらうまくやっていけるかも、、と思いつつも
その裏に何かあるんじゃないかという一抹の不安もありました。
そして一緒に暮らしはじめて、
徐々にわかってきた夫の素の顔。。
普通に怒るし、不機嫌にもなるし、
なんだ普通の人だった。
ちょっと騙された？なんて思いつつも
私もけっこう猫をかぶっていたので、
なんだ、おたがい似た者同士だったのか。。
一緒に生活していると、何としてもわかってほしいところが
どうしたってわかってもらえず、
人とはこんなに分かり合えないものなのか。。と
絶望感とともに途方にくれることもありますが、
おたがい一晩寝ればケロッとしてる。
家族っておもしろいなぁと思います。
ちょっと前の『 暮らしのおへそ 』に、樹木希林さんのこんな記事がありました。
お釈迦さまは、自分に背いていく提婆達多がいたから
悟りを得ることができた、っておっしゃっるのよね。
自分にとって不都合なものすべてを悪としてしまったら、
そこからは何も生まれない。
善悪は表裏一体。
それをすべて認めることで、自由になれる。
私にとって、あの方（内田裕也さん）は提婆達多的存在なのかもね。
私にとっても、夫は仏さまというより提婆達多。
そして、自分をうつす鏡でもあり。。
どっちが善でも悪でもなくて、
お互いぶつかり合ってけずれあって、
最後にツルツルの石みたいになればいっかぁと思うようになりました。
お互いにまだまだ角がある似た者同士。
まだまだ修行は続きます。。
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