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いつもの ごはんと、日々の あれこれ

手紙のように本を読んで、手紙のようにブログを書く

 

若菜さんの本を読みました

 

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街と山のあいだ

街と山のあいだ

 

 

若菜さんは 以前

編集者として 出版社で働かれていて

私に初めて絵の仕事を

依頼してくださった方です

 

30歳を前に、東京に出て

アルバイトをしながら

絵の学校へ通い、

いろんな出版社に行って

絵の売り込みをしました

 

ときどき 絵と一緒に

日記帳も 持っていきました

 

若菜さんは、絵より

日記の方を 面白がってくれて、

そのひと月ほど後、

仕事の依頼をしてくださいました

 

そのとき 飛び上がるくらい

うれしかったことを 今でも覚えています

 

最初の仕事でしたが、

絵のほか、取材や、立体制作まで

できることは何でもしました

 

それまでしてきた仕事は、

言われたことを

間違えないようにする、

ということが中心で

とくに意見を求められることは

ありませんでしたが、 

本を作っているときは

私にも、どう思う?

と聞かれることが多くて

毎回ドキドキしながら答えました

 

本を作るのって大変だけれど

同じくらいとっても面白い

 

そんなことを思いました

 

 

その本は、出版社の予想より売れて

重版になったよ、と連絡があったとき

たくさんの人に見てもらえたんだ!

とうれしくなりました

 

そして、みんなでごはんを食べて

いろんな話をしました

 

編集さんたちやデザイナーさんが

よろこんでいる様子を見て

またさらに、うれしくなりました

  

みんな 本を作ることが好きで

とっても真剣で、

一冊の本に

こんなに情熱がこもっているのか

と 熱くなりました

 

 

若菜さんとは

もうずっとお会いしていませんが、

本を読んでいると

はっきりとしたところと

細やかなところとが

にじみ出ていて、

手紙を読んでいるような

気持ちになりました

 

 

私のブログも

日記だけれど、

ちょっと手紙のような感覚で、

知らない人や

もう会えなくなった人に

読んでもらえたらいいな

と思って書いています

 

 

書かないと忘れてしまいそうなことを

書くことで、前に進みやすくなる

 

もしかしたら、

ちょっと先の自分に

書いているところもあるのかもな

 

 

毎日の小さないろいろ。。

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