days

いつもの ごはんと、日々の あれこれ

冬の金沢散歩・・犀川から長町へ

 

よく晴れた 昨日

 

犀川沿いを ぶらぶらと

街まで歩きました

 

f:id:yonhonda:20190104172006j:plain

 

青い空と青い山

 

 

・・そう言えば、

室生犀星は 詩の中で

犀川を “ 蒼い波 ”と詠みました

 

 

こんな詩です

 

 

うつくしき川は流れたり

そのほとりに我は住みぬ

春は春、なつはなつの

花つける堤に坐りて

こまやけき本のなさけと愛とを知りぬ

いまもその川のながれ

美しき微風とともに

蒼き波たたへたり

 

 

川を愛で、そこに暮らす想いが

つまった詩です

 

 

この4月から

娘の通う犀川沿いの小学校が、

隣の小学校と合併し

新しく建て直されることになりました

 

新しい学校の名前の候補として

“ 蒼波 ” もありましたが、

別の名前に決まりました

 

今の小学校の校歌は

犀星が作詞したものですが、

学校と一緒になくなりそうです

 

こちらも、川と自然を愛でながら

子が学ぶという詞で、

ほんの一年ですが

その歌に親しめたのは よかったかな 

 

 

 

ほとんどの雪は溶けて、

誰かのつくった雪だるまが

ポツンと一つ

  

f:id:yonhonda:20190104172355j:plain

 

歩く人、遊ぶ人も ちらほら 

 

f:id:yonhonda:20190104172117j:plain

 

犀川沿い 犀星の道の ガス灯風の街灯

 

f:id:yonhonda:20190104172717j:plain

 

その向こうに見えるのは、

古い木造4階建ての料亭です

 

f:id:yonhonda:20190104172830j:plain

 

たしか、寅さんにも

ちょこっと出ていたな。。

 

 

小道を入ると、

かわいらしいバーレストラン

旅する箱舟 Hitch Ark

 

f:id:yonhonda:20190104173234j:plain

  

お昼には、雨と檸檬 というカフェを

されていましたが、

去年閉店され 行けずじまい。。

 

 

そのまま繁華街を抜けて、

長町の 金沢老舗記念館へ

 

f:id:yonhonda:20190104174417j:plain

 

老舗の薬屋さん

混元丹の中屋が移築され、

金沢の老舗の品々が展示されています

 

せっかくなので、中を見学

 

f:id:yonhonda:20190105092436j:plain

 

間口の広い、対面式の商家です

 

f:id:yonhonda:20190105095146j:plain

 

奥には、いろいろな薬瓶が並んでいます

 

 

住居部分、おえの間 の吹き抜けの天井

 

f:id:yonhonda:20190105095610j:plain

 

その隣の 四畳半の茶室

 

f:id:yonhonda:20190105095806j:plain

 

広い縁側と、

 

f:id:yonhonda:20190105095916j:plain

 

立派な お庭

 

f:id:yonhonda:20190105100152j:plain

 

f:id:yonhonda:20190105100228j:plain

 

武士だけでなく、

大きな商家の主人たちは、

様々な文化を重んじ

嗜んでいたそうです

 

f:id:yonhonda:20190105100347j:plain

 

二階には、花嫁のれん、

加賀水引などの婚礼模様のほか、

老舗商店のいろいろな

道具が展示されています

 

 

www.kanazawa-museum.jp

 

 

その後、街をぐるっとまわって

夕方、帰宅

 

 

金沢の街の様子は

ずいぶん変わりましたが、

そのすき間すき間に

古いものが残っていて、

それらをそっと残しておきたい

という人がここにいるんだなぁと思うと、

なぜだか 気持ちがまるくなります 

  

 

 

にほんブログ村テーマ
暮らしを楽しむ

 

スポンサーリンク