昨日、歩いた散歩道
下馬地蔵のある石引は、
昭和の雰囲気が漂う
アーケード街が続いています
その中ほどにある
老舗の酒蔵・福光屋
しっとりと、ひかえめな佇まいで
ガラス越しに見える中の様子も
落ち着いた雰囲気です
お酒の飲めない私には
ちょっと敷居が高く、
お遣い物のイメージもあって
入ったことはなかったのですが・・
ふと・・
酒屋さんなら、
節分の豆まきにちょうどいい
一合升がありそうだなぁと、
思い切って覗いてみることにしました
シックな店内には
いろんな銘柄のお酒がずらりと並んで、
お店の方が丁寧に説明してくださいます
お酒の他にも、
ちょっとしたおつまみや
素敵なスイーツ、雑貨などもあり
なんだかワクワク。。
欲しかった一合升のほか
ちょこまかと買い物をして
下戸の私にも、楽しいお店でした^^
下馬地蔵が作られたのが、1592年
福光屋が創業されたのが、1625年
お店もお酒も
今っぽく洗練された感じですが、
長い歴史です。。
お店の裏手へ回ると、
立派な酒蔵がどっしりと構えています
先を行くおばあさんは・・
福光屋の敷地内から湧く水を
汲みに行かれるところでした
この水で氷を作ると
味が全然違うのよ〜と、おばあさん
そこへ団体の見学の方々がいらしたので、
一緒にお話を聞かせていただくことに
説明によると・・
遠く白山に降り注いだ雨が
地中深くにしみ込み
貝殻層を通り抜け、
ミネラルを含んだ
酒造りに最適な水となって
ここに湧き出ているのだそう
金沢大学の研究によると
降り注いだ雨がこちらにやって来るまで
およそ100年かかるということで、
“ 恵みの百年水 ” と
呼んでいるのだそうです
今度は、容器持参で
私も分けてもらおうかな。。
いろいろ分かって
ホクホクしつつ、のんびり帰り道・・
燃料屋さんの看板犬
苔むした塀
近くを流れる用水
町屋造りの二十人坂鍼灸院
以前、幼稚園のお母さん学級の講師として
こちらの先生にお話を伺ったことがありましたが、
穏やかで親しみやすい先生でした^^
・ ・ ・
福光屋で、買ったもの
金沢店限定の
小松砂丘さんの絵の入った一合升
料理用に、福みりん
お酒を使ったスイーツ、3つ
全部で、2000円ちょっと
ちょっと旅行気分の買い物でした^^