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シンプルに 衣・食・住 を たのしむ暮らし

毎日は本当に、断片的なものでできているなと思う

 

おもしろそうだな、と思って

図書館で借りてきました

 

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『 断片的なものの社会学 』  岸 政彦

 

社会学者として

いろんな立場の人たちから

聞いた話や、感じたこと

分析しきれない出来事などが、

淡々としながらも

まっすぐな言葉でつづられて、

もわもわっとしたり、じわっときたり

いろんなことを感じる本でした 

 

また それと同時に、

毎日は本当に、

意味があるのかないのか

わからないような

断片的な出来事の積み重ねで

できているものだなぁと思う

 

 

・ ・

 

 

先日、両親と夫と娘と5人で

焼肉屋さんへ行ったときのこと

 

そのお店には行くのは

両親以外は初めてだったけれど、

古い温泉街の真ん中にあって

向かいには もう使われていない

大きな建物がありました

  

ここ、むかしみんなで泊まったよね

と両親に聞くと、

母は、そうそうと言い、

父は、まったく覚えがないと言う。。

 

すっかり廃墟になってしまった

ホテルだけれど、なんとなく

むかしの面影が残っていて、

母と話しているうちに

だんだんそのときのことを思い出しました

 

30年ほど前、

私がまだ小学生だったころ

 

父方の祖父母の金婚式に

親戚一同が集まって、

そのホテルでお祝いしたこと

 

みんなで浴衣を着て

大広間で宴会をして、

たぶんそんなことをしたのは

初めてだったので、

よく覚えいているんだと思う 

 

おじいちゃんがハーモニカを吹いて

おばあちゃんは大正琴を弾いて、

小学生だった私は、カラオケで

いとこたちと 光GENJI の歌を歌った

 

父は、小林旭を歌っていたと思う

 

そして記憶の中で、祖父も祖母も、

すごくうれしそうにしていたように思う

 

きっと実家に、

そのときの写真が残っていると思う

 

そんな話を母としながら、

父は最後まで全く思い出すことなく

「一緒に行った?」と夫に

トンチンカンなことを言っていた

  

あの建物が壊されていたら

きっと思い出すこともなかっただろうけれど、

ちょっとしたことで

昔の記憶がきゅうによみがえるのって

本当に不思議だなと思う

 

どの記憶も断片的なもので、 

たぶんちょっと主観的に

脚色もされていているのだろうけれど、

その断片的なものが 細い糸でつながって

お話みたいになってくる

 

 

それにしても、

そんな出来事をいくら話しても

父が全然覚えていないことが

なんだかおかしかった

 

そんなことも、いつか

何かをきっかけにふと

思い出すのかもしれないなと思う

 

 

本当に断片的な出来事ばかりだけれど、

思考はつらつらと続いていく

 

 

 

断片的なものの社会学

断片的なものの社会学

 

 

 

  

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