喉がだいぶよくなって、
また布団の中で子どもと絵本が読めるようになりました。
気温が下がって、外はどんよりとした空が続いていますが、
あったかい部屋で、読みたい絵本がたくさんある冬。
クリスマスのかざりつけをして、プレゼントのことを考え出したら
読みたくなる『 馬小屋のクリスマス 』
キリスト生誕のお話。
小さい頃から、この時期になると教会で何度も何度も聞いたお話ですが、
ちょっとだけ現代に近い情景になっています。
落ち着いたトーンなのですが、どの絵もじんわい温かい。
馬小屋の中で凍えた体をあっためる母親の様子は、
生きる喜びそのもののようです。
・ ・ ・
そして、同じく北欧の絵本『 トムテ 』
静かで寒い冬の夜、家族を見守る妖精のお話。
ずっと一人、家に住み着き、夜回りするトムテ。
ともに暮らす動物たちがとても生き生きと描かれていて、うっとりします。
北欧の人たちは、生きものたちのあたたかさにとても敏感で、
それが凍てつくような冬を生き抜く知恵でもあるのかもしれません。
きれいな絵本は、何度みても、いくつになっても、やっぱり読みたい。
子どものため、というより自分のために読んでいる絵本です。
いつもご覧いただき、ありがとうございます ^^