雨ふりの日曜日。
昨日はおそくまで、図書館の本を読んで
今日も家にあった読みかけの本を乱読しています。
自分が読みたいと思って買った本はどこかつながっているようで
代わる代わる読んでいても、どこかが重なってくる気がします。
窓の外をうらめしく思いながら読む本は、どれも外へ外へと言っているようで、
ますますうずうずしてきます。
『 ウォークス 歩くことの精神史 』 は、
身近な “歩く” という行為を、いろんな角度から見つめた本で、
ワクワクしながら読んでいます。
そして読み進めるうち、
ふらっと散歩するという行為は(とくに女性や子どもの場合)
歴史的、世界的にみると、それほど普通のことではなく
宗教や治安の問題などで、許されないという背景もあることに気づかされます。
とくに目的もなく、街をふらふらする。
たしかにフーテンの寅さんのように、いつでもどこへでもというわけにはいきませんが
ちょっとした晴れ間と時間があれば、やっぱりどこかへ行きたくなります。
そしてまた、晴れの日が待ち遠しい。。
このところ、冬ごもりで持て余しつつあるエネルギー。
それをどこに向けようか、本を読みつつ考えています。