「鶏始乳」と書いて、
「にわとりはじめてとやにつく」と読む。
二十四節季を、さらに三つに分けた七十二候の最後、
鶏が春の気配を感じて卵を産み始める時期のことで、
1月30日から2月3日ころまでのことをいうそうです。
長く寒い日が続き、はやく春が来ないかなぁと
ただ家にこもってばかりいる日々ですが、
むかしの人たちは、今以上に近かった自然を、
目と鼻と口と耳と肌と、持っているすべての感覚を使って
日々のほんの少しの変化に、とても敏感に感じ取っていたんだろうなぁ。。
と、うっとりしながら、コタツの中でぬくぬく想像しています。。
うちの烏骨鶏ひふみたちも、外気の中、冬をじっと過ごし
このごろちょっとずつ動きも活発になってきました。
週に1個あるかないかだった卵も、この1週間は3個に増えました。
今朝は、2個。
彼女たち、最後の冬をがんばってます。
鶏は本当に、時を知らせてくれる生き物なんだなぁ。。
娘も、ひなたのあったかいところへ。
もうすぐ、春ですね。