糸井さんの 『 思えば、孤独は美しい。』 を読む。
ほぼ日の「小さいことば」シリーズ。
その装丁に、毎回うずうずする。
ページをめくれば、
その言葉はまるで、空から降ってきたかのよう。
毎日歩いている道で、
なんとなく、つまずきそうになる場所。
ちょっとした、くぼみやでっぱり。
それをじっと見つめ、観察し続けて、
いつかしか観察している自分自身をも観察しはじめて、
それが見えない世界の入り口のように、
どんどん広がって、
あらゆるものとつながって、
子どもの言葉で語ってくれる。
ある日のことば。
犬をかわいがることは、人間のよくぼうのひとつです。
そうだよね〜、とゆるんだ後、
“犬” を、
花に、鶏に、子どもに、自分に、父に、母に、妹に、弟に、夫に、
よその花に、よその子どもに、よその人に、
あらゆるもの、あらゆる人間に、入れ替えてみる。
そうなったら、いいよね。
なぁんて、ちょっといい気分になりました。
言葉が、ダイレクトに響くことを
よぉーく知っている人。
だからこその言葉が、たくさん詰まっています。
・ ・ ・
今日は、娘の卒園式。
幼稚園のママたちは、
子どもたちみんなのお母さんみたいな
そんな人が多かった。
私は私で、よその子たちをこんなに
かわいく思うとは思わなかった。
世界は美しいじゃないか。。
そんなことを感じさせてくれる場所でした。
そんなわけで、今日はどうなることやら。