いろんな気持ちを言葉にして、ブログに書く。
書いている間に思っていなかった方へ向かっていく。
そんなことがよくある。
もやもやとしたものが、
一つの糸口からどんどんほどけていったり、
気になっていた点と点が結びついていったり。
思考ってとらえどころがなくて、
言葉に置き代えるのはむずかしい。
言葉と気持ちの間には、何かしらのズレがあって、
言葉にすることは、形のないものを枠の中に入れることだと思う。
その枠をつくることで、
人にも伝えやすくなる。
言葉で整理することで、
頭の中も整理される。
けれど、そこからこぼれ落ちたもの。
表現しきれないもの。
それをもどかしく思う。
だからこそ、
絵だったり音楽だったり
言葉以外のものがあるんだろうけれど、
それでもギリギリのところで、
やっぱりちょっと別のものになっているような気がする。
今!と思った瞬間にカメラのシャッターをきると
ちょっとだけ遅かったりする。
そんなような感覚。
トトロに出てくる、まっくろくろすけみたいに、
つかんだ瞬間、手をひらくと消えているような。
つかめそうで、つかめない、そのもどかしさ。
そして、思ってもみなかったものが残ったときの、新鮮さ。
そういうものに、突き動かされる。
それが美しいものか醜いものかもわからない。
けれど、つかもうと手をのばしたい。
これはきっと生きている限りつづく。
好奇心のタネだと思う。
・ ・ ・
うちの小さな庭。
よく見ると、小さいものが、ポツポツと芽を出しています。
しばらく、このまま様子見。