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いつもの ごはんと、日々の あれこれ

クリスマスにオーダーした、革のお財布

 

ふと自分のお財布を見ると

ずいぶんくたびれて見える

 

持ち物がちょっとずつ新しくなると

それまで持っていたものが

きゅうに古びて見えることがある

 

思えば このお財布とも長い付き合いで

そろそろ買い換えてもいいころだなぁと、

空いた時間に いろんなお店で

いろんな お財布を見てまわる

 

けれど、見れば見るほど

素敵なものが多すぎて

どれにしていいのか

わからない。。

 

しばらく考えながら、

これから また何年か使うものなので

作った人の顔を知っているものが

いいかもしれないと、

近くのお店をのぞいてみる

 

並んでいるお財布は、

どれもシンプルなデザインで、

とてもいい感じ

 

眺めていると、店主さんが

いろいろ説明してくれる

 

注文してから作るので

革の色のほか、縫う糸の色も

いろいろ選べるようになっていた

 

それでまた

どれがいいかと迷っていると、

同年代くらいのお客さんがやって来て

革の見本を見ながら

メガネケースをオーダーされた

 

その方は 店主さんと話しながら

サクッと決められた

 

ぐずぐずしつつ、

私もようやく決めて

これでお願いします、と

オーダーした

 

 

それから、2週間ほど

 

できましたよ、と電話があって

取りに行く 

 

できたばかりのお財布は、

つるつるしてピカピカで

いいにおいがした

 

サービスで 名前も入れてもらった

 

不便なことがあったら

いつでも来てくださいと 言われて、

これで銭湯にでも と

布の袋も一緒にいただいた

 

小さいころ、近所のお店で

いろいろおまけしてもらったことを

思い出して、

新しいお財布をなでながら

においをかぐと、

ちょっとリッチな気持ちになった

 

 

店主さんは、お店が終わった後、

革職人になるのだそう

 

いろんなところから

いいと思うものを仕入れて売って、

自分で作ったものも一緒に売って、

なんだか そういうのがいいなと思った

 

 

 

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