先日、食パンを買ったパン屋さんで
見つけた、ジョルジュサンドの
ポストカード
12月に出たばかりの
『 ジョルジュ・サンド 愛の食卓 』
という本のフライヤーだったので、
一枚もらってきました
“ コンフィチュールは
自分の手で作らないといけないし、
その間少しでも目を離してはいけません。
それは、1冊の本を作るのと
同じくらい重大事なのです ”
ジャムを作るときは
いつもささっと適当なので
ハッとしてしまいましたが。。
女流作家であった ジョルジュサンドの
残した言葉だそうです
こまつ町家文庫のジャムと
一緒に並んでいました^^
他にも、
いろいろな言葉が残されていて・・
ちゃんとした人間にも
裏庭の草花にも、
この石切場の茨にも
当てはまることなんだけど、
つまりね、
見かけがきれいでもなく、
よさそうでないものを、
みんな馬鹿にし過ぎるってことなの。
そのために、せっかく役に立つ、
ためになるものがあるのに、
それを見逃しちまうってことなの。
人間は、自分で努力して
得た結果の分だけ幸福になる。
ただしそのためには、
何が幸福な生活に必要であるか
知ることだ。
すなわち簡素な好み、
ある程度の勇気、
ある程度までの自己否定、
仕事に対する愛情、
そして何よりも、
清らかな良心である。
愛せよ。
人生においてよいものはそれだけだ。
私にできるのは愛すること、
そして理想を信じることだけです。
ジョルジュ・サンドは
ショパンの恋人で
強い女性、
というイメージでしたが、
残された言葉を読んでいると
物事を表面的にとらえず
その内側にある大切なものを
見逃さないように見つめる
意思の強さと繊細さを
持った人だったのだなぁと感じます
繊細で、ときに激しい
ショパンの曲を聴くと、
その相反するところが
お互いに絡み合って
惹きつけ合ったのだろうな。。と
ジョルジュサンドの本は、
まだ読んだことがないので
今度 こちらも読んでみたいなと思います
- 作者: ジョルジュサンド,George Sand,宮崎嶺雄
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1959/03/05
- メディア: 文庫
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