水着姿で体操する
おばあちゃまたちが
楽しげでいいなぁ〜と、
図書館で借りてきた本
デンマークの幸せな時間
“ HYGGE ”
サブタイトルは、
“ バツ2アラフィフ
こじらせキャリアウーマンの
人生物語 ” 。。。^^
著者は、イギリス人
ざっと目次に目を通しただけで
まだ内容は読んでいないのですが、
最初のページに、
ウィリアム・H・デイヴィスという
イギリスの詩人の詩がのっていました
こんな詩です
『 豊かな時間 』
人生に何の意味があるのだろう。
いつも心配ごとに忙しく、
立ちどまって見つめる時間が
ないとしたら。
大きな木の下に立ち、
羊や牛のように
のんびりと景色を眺める時間が
ないとしたら。
森を通り抜けるとき、
リスが木の実を
草陰に隠すのを見守る時間が
ないとしたら。
白昼の夜空さながら、
川面に満ちる
星のきらめきに気づく時間が
ないとしたら。
美しい人の視線にふり返り、
軽々と踊る
その足さばきに見入る時間が
ないとしたら。
その人の瞳から口元へ、微笑みが
広がって行くのを待つ時間が
ないとしたら。
何と貧しい人生だろう。
いつも心配ごとに忙しく、
立ちどまって見つめる時間が
ないとしたら。
何でしょうか。。
ズーンときました
読みながら、真っ先に浮かんだのは
娘の顔。。
今 忙しいから 後にしてーと、
娘に言うことが よくあるのです
いったい、何に忙しいんだか。。
・ ・
ウィリアム・H・デイヴィスという人を
知らずにいたので、調べてみると
20世紀初頭のウェールズ出身の
放浪詩人で、
日雇い労働をしながら
イギリスやアメリカ各地で過ごし、
列車事故で片足を失くしてから
詩作を始め、
自費出版した作品が
バーナード・ショーの目にとまり、
世に知られるようになったという。。
何とも壮絶で、
波乱の人生です
そこから生まれた詩
と思うと、さらにしみます。。

HYGGE ~バツ2アラフィフこじらせキャリアウーマンの人生再生物語~
- 作者: シャーロット・エイブラハムズ,鈴木素子
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2018/06/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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