今週のお題「二十歳」
昨日の成人式は
普通の祝日として
終わったけれど。。
20年以上前の
自分の成人式を
ふと 思い出してみる
・ ・
高校から地元を
離れたこともあり、
成人式に 久しぶりに会う
地元の同級生たちは、
中学生から 一気に
二十歳の大人になっていて、
ずいぶん びっくりした
通っていた中学校は
男子の頭は 坊主、
女子の髪は 肩まで、
と 校則で決まっていた
当時も どうかと思ったけれど、
今も そうなのだろうか。。
そうして、成人したころは
ちょうど キムタクの
“ ロング バケーション ” という
ドラマが 大人気で・・
坊主頭だった同級生たちの
ほとんどが、ロン毛に茶髪の
袴姿でした
私は私で、童顔に
こってりとお化粧をして、
ちびっこ演歌歌手のようだったなぁ。。
お祝いのステージでは、
ゾウのジョウロを頭につけた
ラッキー池田が踊っていた
・ ・
それから 数年後、
一人の同級生が亡くなって
葬儀に参列するとき、
また 同級生たちに再会した
みんな 社会人になったばかり
なで肩になった
喪服の後ろ姿を見ながら、
みんな大人になったなぁと
しみじみ思った
そして、亡くなった同級生は
もう一緒に 歳をとることは
ないのだなぁと、
変な気持ちになった
その子とは
そんなに 仲が良かったわけでは
なかったけれど、
道で会ったら、寄ってきて
いろいろ話しかけてきてくれた
そんなことを思い出した
・ ・
それから 同級生たちとは
ずっと会わなくなり、
ほんの2、3年前だったか
また 再会することになりました
お世話になった
小学校時代の先生が
退職されるので、
地元の居酒屋で
お祝いパーティーを
することになったのでした
私は みんなが
どんな風になっているのか、
会ってみたくて
地元へ帰ることにしました
若かった先生は 還暦を超え、
同級生たちは みな40代
当時の先生の年齢を
越してしまったけれど、
みんな 不思議と
小学生のころの面影が残っていて、
服装や雰囲気によって
さらに その人の中身が
にじみ出ているように見えました
ピカピカと 楽しそうな人もいれば、
なんだか 疲れているふうな人もいた
そのころの私はというと、
夫が仕事をやめ
収入がゼロだったのにも関わらず
なぜだか 陽気で、
貯金から会費を払って
その場に来れたことに
大変 満足していました
とても 楽しくて、
たくさん しゃべった
むかしの私は、
仲のいい子としか
あまり話さなかったので、
あまり話したことのなかった
同級生に、おしゃべりなことを驚かれました
むかしの私は
自分のことを 変な子だと思っていて、
( 母に いつもそう言われていたのが 大きいと思う )
気をゆるした人にしか
自分を出すことができなかった
それが きゅうに
おしゃべりになっていたので、
驚かれたのだろう。。
物心がついて
10代、20代、30代と
過ごしてきたけれど、
根本的な 中身は
きっと あんまり変わってなくて
わかったことは、
みんな よくよく話してみると
みんな ちょっとずつ 変だということ
みんな ちょっとずつ
違うところがあるということ
それが 当たり前なんだという
頭に変わってから、
自分を出すのが
そんなに はずかしくなくなりました
大人になる、というより
むしろ、子どもに戻ったような
気もするけれど・・
私にとっては それが
大人になることだった気がしています
私より ほんのちょっとだけ年上の
気の合うパン屋さんが、
20代より 30代、
30代より 40代!
いいことも 悪いことも
ぜんぶ含めて 楽しいよ
と 言っていたのだけれど、
本当に そうだなぁと思う
どの年齢にいても、
その体で、その状況で
できることを 楽しんでいったなら
いつだって 今がいちばんと
思えるような気がする
最近 いろんな年代の人と
話したり 会ったりするけれど、
そのあたりが
みんな共通していることかもなぁ。。
だから 毎日
楽しいんだと思う
・ ・
ちょっと前に 買って、
ちょっとずつ 読んでいる本
やっていることは
同じではないけれど、
思っていることは
よく似ています^^
・ ・ ・
今朝、ポストを覗いてみたら、
幼馴染の友だちから
ポストカードが届いていました^^
むかしのことを
思い出していたからかな〜