昨日は、久しぶりに
本屋へ行って
雑誌を二冊 買ってきました
一つは 日本の町を旅する雑誌
その町に 住む人のお気に入りや
何度も 訪れたくなる場所、
誰かが 旅先で出会ったものなど、
いろいろ 紹介されてます
こういう 個人的な
オススメのものを眺めていると、
だんだん 自分もどこかへ
行きたくなってくる
けれど、見ているうちに
だんだん そこへ行ってきたような
気にもなってくる
お金も 時間も 体力も
そんなにいらずに
旅行した気分になれるなんて、
ずいぶん トクしたような
気になるけれど、
それは それで 結構
もったいないんだろうなぁ。。
誰かの目じゃなくて、
自分の目を通して
何かを 感じるってところが、
すっぽり 抜けてる感じ。。
この間 能登へ行ったとき、
直前まで 行こうかどうしようか
ずっと 迷っていて、
一度 見ておきたい気持ちと
できれば 見たくない
気持ちが 両方あった
そんな中、
いざ 現地へ行って
現実を 目の前で見ると、
何も 言葉が出なかった
想像以上の光景に、
悲しいとか、つらいとか
そんなのを通り越して、
本当に 言葉を失ってしまった
夫と娘も
一緒にいたけれど、
感じたことは
それぞれ 違ったと思う
どこか 知らないところへ行くと
想像してたのと違うところが 必ずあって、
これだけ たくさんの情報が溢れてても
言葉や 映像だけで 伝えることは
やっぱり 難しいんだなと思った
いろんな情報を見ていると
つい どこか 知った気になるけれど、
そういうのって やっぱり
ほんの一部分なんだなと。。
もちろん 自分で見たものも
ほんの一部なんだけれど、
実際に見たことの衝撃が
今も ずっしり重く残ってる
・ ・
もう一冊 買った
スピンという 文芸雑誌
このところ 読む本は
同じような人ばかりに
なっていたので、
たまには 違う人のも
読んでみようかなと
ネットを開けば
自分の好きな傾向の
ものばかり出てきて、
便利な反面 なんだか
思考が だんだん狭まってくるような。。
そんな気がして、
いろんな人の文章を
ちょこちょこと 試食する感じで
読んでます
本の中には、
自分のことで 精一杯だけれど
なんとか 這いあがろうとする人もいたし、
愛してない人のことを
大切にしたいという人もいた
知らない人の言葉は、
やっぱり 新鮮です
・ ・ ・
それにしても
今日は、ミーの言葉が
ズンとくる朝でした。。