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いつもの ごはんと、日々の あれこれ

不安定な時代に、最低限 備えておきたいもの

 

今日も 良い天気

 

昨日は36℃まで

気温が上がり、

今年 いちばんの暑さでしたが

今日は それ以上の暑さ。。

 

 

昨日、自転車で

近所のスーパーを

ハシゴして買ったもの

 

 

保冷袋を 持参して

行きましたが、

この時期 買い物が

いちばんの 大仕事かも。。^^

 

 

・ ・ 

 

 

稲垣えみ子さんの

家事か 地獄か 』を読み終える

 

 

 

 

副題には、

最期まで すっくと

   生き抜く 唯一の選択 ” とあって、

 

ちょっと

大袈裟にも感じましたが、

実際に 読んでみると

ただの家事の本ではなかった

 

 

3.11の

原発事故をきっかけに、

それまでの 贅沢三昧だった

暮らしを見直す 決心をした

稲垣さん

 

バリバリ 働いて

たくさん 稼いで、

たくさんのモノで溢れる

高級マンションに住んで、

一見 華やかな生活をしていたけれど・・

 

内面では

仕事でのストレスや

プレッシャーを感じていて、

毎日 忙しいので

家事は いつも後回し。。

 

そんなときに起こった、

原発事故

 

それまでの暮らしは、

お金だけでなく

そういうものにも

支えられていたんだと気づき、

モノを減らし 仕事もやめ

小さな部屋で 必要最低限の

ものだけで、暮らすことに・・

 

はたから見れば

なんとも 寂しい生活にしか

見えないかもしれないけれど、

実際やってみると なんとも快適で

幸せを感じる 日々なんだと

 

そんなことを 今までも

何冊かの本に書かれてました

 

 

 

 

 

3.11後も、

コロナや 社会経済

戦争など、ますます

先行き不安定な時代が 続く中、

親の老後に 直面する

 

専業主婦だったお母さんは、

毎日 家事を完璧にこなし

美味しい料理も たくさん作ってくれた

 

けれど、高齢になり

少しずつ 認知症が始まって、

生きがいだった 家事もできなくなり

どんどん 元気を失くしていったという。。

 

そんな母の様子に 胸を痛めつつ、

いずれ 自分も老いていくことを考えると

これは 母だけの問題ではなく

すべての人に共通する 課題なのではと

 

そんなとき、

近藤誠さんが書かれた

『家族よ、ボケと闘うな!』

という 本に出会う

 

 

 

 

その中には、

100歳を超えても

認知症を発症しない、

修道女たちの 暮らしぶりが

紹介されていた

 

それは・・

 

“ 集団の中で 自分のできることを

しっかりと 行いながら、

環境の変化の少ない暮らしを

何十年も 続けること ”

 

実際、修道院には

高齢になっても

頭が冴えわたっている人が多く、

亡くなった後の脳を 調べてみたところ、

アルツハイマーの病変は 出ていたものの、

認知症を発症しなかったんだという

 

その修道女たちの話を読んで、

母は それとは 逆の生活を

していたのではないかと、

感じたらしい

 

世の中は どんどん便利になり

子どもたちは 巣立って、

それまで 生きがいにしてきた

家事や 手の込んだ料理が

歳とともに だんだん

できなくなってくる

 

そんな 寂しさが

病状を悪化させたのではないかと

 

けれど、反対に

歳をとっても 最低限

自分にできることがあって、

身近な人たちとのつながりがあれば

老いは 怖いものではないのではないかと

 

また 歳を取るだけでなく、

災害などの 緊急時にも

自分に 最低限必要なのものや

最低限の暮らしを

知っておくことが、

これからの いちばんの

備えになるのではないか

 

実際に 余計なものを

削ぎ落とした生活のおかげで、

気持ちの余裕もできて

自然と 近所付き合いも

するようになり、

毎日が とても楽しく

充実してるらしい

 

人が生きる上で 必要なことって

そのまま 生きる喜びにも 直結していて、

今のこの時代って まさに

そんなことを もう一度

考えさせてくれる

時代なのかもしれないなぁ。。

 

 

・ ・ ・ 

 

 

これからまた 何度も

読みたくなりそうです^^

 

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