気持ちよく 晴れた朝
昨日より さらに
日差しが あったかくなってる
久しぶりに 家中の窓を開けて、
洗濯ものを 外に干して
ぷぅこのベッドも 窓辺へ持って行った
日向で ぼんやり外を眺めて、
後ろ姿が ご隠居さんみたいです^^
お昼前に どこかの家から
醤油のにおいが漂ってきて、
そろそろ お昼を作る時間だなと思う
この辺りは どんどん 高齢化が進んで、
一人暮らしのおばあさんが多い
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お昼ごはん
海苔と桜エビのおみそ汁
キムチ納豆、鰯の塩焼き
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夜ごはん
大根、大根菜、えのきのおみそ汁
筑前煮、キムチ、納豆
毎日、朝 昼 晩と
おばあちゃんみたいなごはんです
・ ・ ・
この間の 休みの日、
久しぶりに 街へ出ると
人が たくさんいて、
建物の様子も 少し変わっていた
本を買おうと デパートの中の
書店に入ると、
いろんな本が たくさん並んでいるのに
どのタイトルも なかなか
頭に入ってこなかった
お店の中に、
デパートのクラシック音楽と
本屋さんのジャズ音楽と
モニターから流れる 宣伝動画が
同時に 流れ続けていて、
それが 気になってしょうがなかった
普段 静かな生活をしているせいか、
大きな音や ガヤガヤとした喧騒に
耐えられなくなってるのかもしれない
結局、お店で 本を選べず、
帰りに 近くの図書館に寄って
自分に ぴったりの本を見つけて
帰ってきました。。^^
作者の森博嗣さんは、
大学で勤務する 傍ら
たくさんの小説を書いて、
今は 森の中の家で 奥様と
犬(ぷうと呼ばれてる)と一緒に
ほぼ 誰とも会わずに 暮らしているらしい
毎日 工作して、本を読んで、犬と遊んで
ネットで 映画を見たり、音楽を聴いたり
そんな毎日が 楽しくてしょうがないと言う
やりたいことがありすぎて、
時間がいくらあっても 足りないんだと
私も けっこう似たような
生活をしているので、
なんとなく その気持ちがわかる
ちょうど コロナ禍のときに
連載されていた エッセイなので、
マスクや ワクチンのことにも
ちょっとだけ 触れていた
マスクも ワクチンも、
するもしないも 森さんは
どちらでもいいと思っていて、
それぞれに リスクと
ベネフィットがあるだろうから、
いろんなデータを調べて
自分で 自分の躰と相談して
判断するしかないと
自分はこうする(した)から
あなたもそうしなさいという強制や
こうでなければダメと 争いになることが、
そもそも おかしいんだと
今 振り返れば、本当に
そうだったかもしれないなと思う
結局、誰も 自分以外に
責任を 取ることができないし、
自分で 調べて 自分で考えて
自分で 決めるしかない
どっちが いいとか
悪いとかっていうよりも、
そのことを 大きく 突きつけられた
出来事だったと思う
今は、自分で調べれば
いろんな情報を 受け取れるようになったし、
何を感じて どう考え どう行動するかも
みんな それぞれ違う
そんな 世界を生きているんだから、
それぞれ 尊重し合いながら
やっていくしかないってこと
なんだろうなぁ。。
“ 小さな喜びを感じるためには? ”
という章では
こんなことが書かれていた
自分の楽しさを
他者に求めることは、
若いときほど 多いし
それを 商売にしたものも多いけれど、
歳をとるほど ささやかな幸せを
見つけられるようになる。
近所を 散歩するだけで
嬉しくなるような
そんな ほんの小さなことが、
喜びを与えてくれる。
若い時は 自分にも 他者にも
大きな期待を 持つものだけれど、
その期待が 思い通りにならないとき、
不満や 絶望を感じたりする。
確かに 歳とともに、
喜びって 誰かに
与えてもらうものというよりも、
自分の中から いつの間にか
じわじわ 湧いてくるものに
変わったような 気がする
本当は そういうものって、
それぞれの 内側でしか
見つけられないものなのかもしれないなぁ。。