このゴールデンウィークに
信州に行こうと思い立ったのは、
前から ずっと泊まってみたかった
旅館があったからでした
松本の中心部、
川のほとりに佇む
昔ながらの喫茶店 珈琲まるも
その奥に併設されている
木造三階建ての まるも旅館 です
創業して157年、
今の建物は 明治に建てられ
140年近く 経っているそう
扉を開けると、
建物に しっくりと馴染んだ
民芸家具や 雑貨が並んでます
案内された お部屋には、
ちゃぶ台と 布団が三組
おばあちゃんの家に来たような、
なんとも 懐かしい雰囲気です
こんな暮らしも
今は すっかり遠くなって、
なんだか 映画のセットみたい^^
壁にかけられた絵も
昭和の雰囲気です
お風呂、トイレ、洗面などの
水回りは 共同で、
階段を降りた 一階に・・
お風呂は 洗い場が
二つ付いた 檜風呂で、
18時から 翌朝9時まで
空いてる時間に それぞれ
自由に入れます
歩くたびに
ギシギシ 音が鳴る廊下や、
ときどき 聞こえてくる 会話
お向かいの部屋には、
小さな男の子を連れた
ご家族が宿泊されていて、
可愛い歌声も 聞こえてきました
ほかには お一人の人、
中年のご夫婦、若いカップルと
いろんな年代の人たちがいましたが、
同じ宿舎で 共同生活をしてるような 雰囲気。。
翌日の朝ごはんは、
中庭の見える 小さな食堂で・・
昔ながらの 理想的な朝ごはん
たっぷりの お櫃ごはんに、
食後の果物まで 付いてます^^
準備も 配膳も
年配の方が お一人でされていて、
おばあちゃんの家に
お泊まりしたような 感じ^^
朝食付きで、一人 8800円
何年か前に 値上がりしたそうですが、
このご時世に かなりお手ごろです
・ ・
宿を後にして、中心部から
少し外れにある 松本民芸館 へ
民芸店 ちぎりやの
店主・丸山太郎さんが
集められた 民芸品が
展示されています
置かれているものは どれも
一つ一つに 味がありますが、
同じ空間に 置かれることで
引き立て合ったり 調和しているのが
いいなぁと思う
こんな絵を、家にも飾りたい
前の日に ちらっと覗いた
松本民芸家具の
ショールームも 素敵でした
・ ・
その後、街中に戻って
松本市美術館へ
入り口で、草間彌生さんの
巨大な チューリップが
出迎えてくれます^^
アトラクションのような作品を見て、
つかの間 脳内トリップしたような感覚。。
水玉のカボチャを囲んで
記念写真を撮って、
みんな 楽しそうでした〜
今月末には
大きなクラフトフェアが
開催されるそうで、
ますます 松本の街が賑わいそうです
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松本を観光した後、
帰りは 高山まわりのコースで
途中、飛騨の家具屋さん
オークヴィレッジ へ
立ち寄ることにしました
まるも旅館で 朝ごはんを
たっぷり いただいたので、
まだ お昼を食べておらず・・
ちょうど 外で
イベントをしていたので、
インドのお弁当を買いました
その後、コーヒーと
近くの果樹園で作られた
アップルパイも
みんなで シェアして・・
コーヒーと 久々の甘いもの、
旅の疲れも 相まって
しばらく ボォーと過ごしました
一泊二日の信州と
ちょこっと 飛騨の旅
お天気にも 恵まれて、
自然と街、アートと民芸
懐かしいものを
たっぷりと 味わいました〜