昨日は 一日
どんよりとした お天気でしたが、
今日は 少しずつ 雲が晴れて
部屋の中に 気持ちいい日差しが
入ってきました

ころころと変わる 秋の空は
まるで 自分みたいだな〜と
思ったりするけれど・・
それも、案外
秋が 好きなところの
一つ だったりするのかも。。^^
・ ・ ・
毎日こうして
blog を書いていると、
スラスラと あっという間に書ける日と
うーんと唸りながら 何とか書いてる日があって、
昨日の blogは 重い内容だったこともあり
だいぶ 時間と エネルギーがかかりました
どこまで 書こうか、
これ以上 書いたら
ダメかも知れない。。
なんてことを、
頭の中で ぐるぐる考えながら
書いてたからなんだろうけれど、
書き終わった後は しばらく放心状態。。
それでも 書きたい理由って
何なんだろうと、
一人で ぼんやり考えたりもしました
blog や日記を
書く理由は 人ぞれぞれで、
書く内容も 人それぞれ。。
書くことが1あるとすれば、
書かないことは その裏側に
百も千も 無数にあって、
それらも きっと どこかで
繋がってるんだろうけれど、
全部のことなんて 到底 書ききれない
けれど、日記だけでなく
何だってそうだから・・
その日 いちばん 心に残ったことや
思いがけなかったこと、
どこかに 書いておかないと
ふっと 消えてしまいそうなことを
書いているような 気がする
そうして、日記に書くことで
毎日 自分で 自分を
観察してるような 感じもする
それを 言葉に残すこということは、
どこか 自分で 自分のお話を
作ってるとも 言えるのかも知れない
ふと そんな風に思ったのは、
昨日のblogに いただいた
mさんからのコメントを 読んだからで、
私の blogを
小説の一部を 読んでいるようで
誰かの人生に触れたような 感覚になったと、
書いてくださったからだと思う
たしかに、こうして
毎日 言葉にして 自分の気持ちを
一つ一つ 紡いでいくことで、
自分の中で 自然と
一つの お話みたいになっていく。。
最近 よく耳にする
“ ナラティブ ”ってものとも、
近いのかも知れない
そして それが また、
目に見えない 気持ちだったり
感覚的なことに フォーカスすることにも
なってるような 気がする
自分の中に 自然と湧いてくる
ポジティブも ネガティブも、
どんな感情も 無視しないこと
どの感覚も
自分で ちゃんと受け止めた後、
何を選択するのか 自分で決めること
たぶん、それが
今のこの時代に いちばん大事なことで、
そのことを 毎日 いろんな人が
自分に 教えてくれているような 気がする
・ ・
昨日、YouTubeで
“ 北欧暮らしの道具店 ” の店長さんが
神戸に住む 高山なおみさんのお宅を訪ねて、
二人で いろんな話をする 動画を見た
高山さんは ずいぶん昔から
料理家として お仕事をされているけれど、
本も たくさん 書かれている
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中でも『 日々ごはん 』は、
私が 20代後半から
30代初めくらいに
東京で 住んでいたときに
よく 読んでいた本で・・
毎日の なんでもない出来事や
その日 感じた風のこと
食べたものなどを 綴ったもので、
もしかしたら 自分が 今
blogや 日記を書き始めた
きっかけにも なってるかも知れない
高山さんは 57歳のとき、
夫のスイセイさんと別れて
一人 神戸に住むことを 選んだけれど、
そのときのエピソードが
本の中にも 書かれていた
・ ・ ・
2015年11月6日(金)薄曇り
「 オレらは この世に生を受けて、
生きるエネルギーのようなものが
ひとりひとりに それぞれ
備わっておるんじゃけど、
オレらはの、生きとる間に
それを 全うせにゃあ ならんのよ。
それは 泉みたいなものなんよ。
ひとりに ひとつずつある泉。
ほいじゃけぇ、泉から湧いてくるものがあったら
惹かれたり、どうしてもやりたいことがあったら、
いつかは そっちにいってやらんと、仕方ないんよ」
スイセイは 生き物界の王様のように、頼もしく、
いいことをいっぱい 言ってくれました。
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・ ・ ・
動画の中で その部分を
高山さんが 朗読した後、
本を書くことも
神戸に 一人移り住んだことも
自分が生きるために 必要だったから・・
と 落ち着いた表情で ゆっくりと話されていた
文を書くのは、
その泉のせいだと思う。
もし、書かないで 済むんなら、
書かない方がいいです、と
けれど 書かずには
いられないというのが、
自分にとっての ふつふつと
沸き続けている 泉なんじゃないかと
まぁ、先のことは わからないけれど。。
そんな風に 言葉をひとつひとつ
自分に問いかけるように
答えられていた姿が、心に残った
しなくていいなら
しないでいい、
けれど、どうしても
しなくては いられないこと
自分の中に そういうものが
どうしようもなく 湧いてきたら、
本当は それ以上の理由なんて
いらないのかも知れないなぁ。。