今週のお題「わたしの春うた」を見て、
春にして君を想う、という曲を思い出しました。
春は出会いの季節であると同時に、
別れの季節でもある。。
別れることの切なさは、その直後より、
しばらく時間がたってから、ふとやってきたりする。
そんなときは、ただ切なさに浸るしかない。
昨日の夜、薄暗い部屋で、
ジャクソンファイブの “ I want you back ” を聴いていたら、
急にそんな気持ちがこみ上げてきました。
当時の年齢で、この完成度。
そのことにさえ、ちょっと切なくなる。
踊り出したくなる音楽にのる、
なかなか切実な歌詞。
マイケルが熱唱するように
アイウォンチューバック!と叫びたくなることは
もうなくなったなぁ。。
過ぎ去った人は、
それぞれの場所で、
元気にしていてくれれば、それでいいと思う。
家族であろうと、
好きだった人であろうと、
大切だった人であろうと、
ずっと一緒にいることなんて、
なかなかむずかしいことだと思う。
気持ちだって、どんどん変化する。
おたがいの気持ちを大切にしたいなら、なおさらで
だからこそ、いっしょにいられる時間を大事にしたい。
ずっと一緒にとどまるよりも、
それぞれが行きたい場所へ行ければいい。
そうやって、いつか子どもが巣立っていくときも
気持ちよく見送りたい。
人生に、ワンモアチャンスなんて、ほとんどない。
方向転換するしかない。
人への執着心が減ったのは、
年齢のせいだけでなく
親になったこともあるのかもしれない。
それから、いろんなモノとお別れして
どんどん未練がなくなったこともあると思う。
そういう日がやって来たときは、
さっぱりと笑顔で、見送れますように。
・ ・ ・
昨日のクリスマスローズは、キッチンに。
花言葉は、追憶 、慰め、私を忘れないで