東京で一人暮らしをしていたとき、
毎日3食、自炊していました。
料理が好きだったのと、
節約のためだったのと、
材料を使いきりたい、
ということがあったですが、
何ヶ月も続くと、どうも楽しくない。
いったいこれは美味しいのか
美味しくないのか、
それさえも、よくわからなくなってくる。
それで、仲良くなった人を家に呼んで
いつも作るようなものを一緒に食べてみる。
すると、いつもより、なんだかおいしい。
食べている時間に「たのしい」という要素が入ると、
「おいしい」気持ちが大きくなる。
一緒に食べている相手が「おいしい」と言うと
その言葉だったり、表情だったりが
自分の「おいしい」も作っている。
なんだろうか、これは。。
・ ・
夫が作ってくれた、今日の朝ごはん。
くるみパントースト、ほうれん草と卵の炒め、
レタス、コーヒー、バナナ
おいしいものと、そうでもないものが混じっている。
思わず、60点!とか言ってしまう自分。。
夫の作るほうれん草炒めが
どうしておいしくないかについて、
夫婦で話し合う。
きっと私が作った方がおいしいという結論。。
そんなことを話しながらも、
人と食べるごはんは、
自己完結より、ずっとたのしい。
このブログも、たぶんそういうことなのかな。