パターソンという映画を観る。
日常は、細やかな出来事でできていて、
たいがいのことは忘れてしまう。
天気、空気、自分、相手、食べたもの、
いろんな要素が、瞬間瞬間、重なって消える。
そして、また朝が来る。
日々は、更新される。
私は詩と日記の区別があまりつかないのだけれど、
詩って、特別なものなんだろうか。。
何年か書きつづけた日記を、
ぜんぶ捨てたときの 爽快感を憶えている。
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夏休みに、娘と二人で
アメリカのポートランドへ行くことに決めた。
3週間滞在するための、往復チケットも予約した。
娘は楽しみでたまらない様子で、
何回寝たら、アメリカ行ける?と聞いてくる。
アメリカで何したいの?と聞いたら
ハナちゃんと遊びたい!と言う。
ハナちゃんは、妹が飼っているイヌで、
鼻が潰れているため、飛行機に乗ってはダメらしい。
ハナちゃんに会うには、
本当にアメリカまで行かなくてはならない。
映画に出てくるマーヴィンというイヌも可愛かった。
ブルドックで、やっぱり鼻がつぶれている。
私もあの映画の中のパターソンへ行くことがあったら、
あのイヌに会って、滝を見たい。
夫にバーでも行ってきたら、と言うかもしれない。
あとは、白いノートも持って行こうかな。
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朝、食べるものがなかったので、カップケーキを焼く。
キヌアチョコ入り。
ほかに、ナッツとレーズン、オートミールも入れる。