昨日は、よいお天気で
外へ出ると、ぽっかぽかの陽気でした
ついこの間まで
あれこれ着込んでいたのを忘れるほど
すっかり身軽な気分になって、
買い物がてら
街へ、散歩に出かけました
鈴木大拙館からの眺め
いつ来ても
緑と直線のコントラスト、
光と影が、美しい。。
建物が、風景を切り取る
フレームのようです
そのとなりは、
いつも静かな本多の森
空は、初夏のような眩しさ
街の真ん中にある森ですが、
たくさんの小鳥の声が
いくつも重なって聞こえます
木漏れ日の 緑の小径を抜けていくと、
階段が続く 美術の小径
県立美術館へとつながる道です
階段には、桜の花びら
真ん中あたりまで登ると、
落下する用水が 滝になって
ゴウゴウ流れています
発電にも利用しているようで、
なかなか豪快です
この小径から、枝分かれして
少し前に、歴史の小径ができました
階段をぐんぐん登って
見下ろすと、
深い森の中にいるような風景
階段の先を見上げると、
古い石垣の向こうに 空がのぞいています
ゆっくり登るのに、ちょうどいい傾斜です
登りきると、
県立美術館のちょうど裏側
ガラス張りになっている場所は
美術館内にある 辻口さんのカフェで、
きれいな景色を見ながら
美味しいスイーツをいただけます
今度、母を誘って行こうかな
道沿いに群生するジャガの花と
さわさわ流れる、辰巳用水
平日の昼間とあってか、
どこものんびりとしています
美術館本館に隣接する
広坂別館
洋風の可愛らしい建物は、
大正時代に陸軍の長官舎として建てられ、
その後、米軍将校の官舎、
市の家庭裁判所などに使われてきたそうです
入り口に
木版画展の案内が出ていたので、
ちょっと寄ってみることにしました
建物内もきれいに修復され、
クラシカルないい雰囲気です
中に入ると、
『 山の歌 花の詩 』 と題された
朝日光男さんの木版画展の初日でした
自然の風景が、
ぱっきりと色鮮やかに描かれた木版画
花には、
可愛らしい言葉もそえられて
このクルマユリの花は・・
下向きに咲くのは
恥ずかしがりやでないよ
美しく見てもらいたいからなんだ
と 言っています^^
朝日さんは、
日本中の山を登り、
そこで出会った風景や
山野草の木版画を、
ご自宅でコツコツと
作られているのだそう
お歳は、70歳を
超しているそうですが、
とてもハツラツとしたお顔が
印象的でした
展示は、25日まで
入場無料です
ちらっと娘の話をしたら、
奥さまが小さなお菓子までくださって、
おばあちゃんの家に
行ったような気持ちになりました^^
美術館を出て
広坂の坂を下ると、
石浦神社へ続く 赤い小道
道沿いに
たくさんの人の願いが結ばれて、
風でカタカタと揺れています
ここを通ると、
自分も一緒に願い事をしてるような
気持ちになります
そのまま神社を抜け
広坂大通りを歩くと、
ガラス作家 辻和美さんの
factory zoomer gallery
ガラス越しに見える展示が
いつも素敵です
今、開催されているのは
“ girls forever ” 展
気になったので
中を覗かせてもらうと、
すっかり、オリーブ少女の世界でした。。
こちらの展示は、今週日曜日まで
行った場所・・
あったかくなると
フットワークも軽くなり、
きれいなものをたくさん見て
気持ちも すっかり
かる〜くなりました ^^