昨日は、暑い一日でした
予報を見ると
しばらく雨が続くので、
その前にと 東山まで
買いものに出かけました
自宅からは、ちょっと遠いので
自転車に乗って
途中、兼六園下から
大手町へと続く 遊歩道 “ 白鳥路 ”
深い緑の中に 銅像が点在する、
静かな散歩道です
金沢の三文豪も、いらっしゃいます
手前から、室生犀星、泉鏡花、徳田秋声
星やら 花やら 声やら、
みなさん 詩的な お名前です
この道は、江戸時代まで
“ 白鳥堀 ” という お堀だったそうで、
城内への 侵入者を察知するために
野鳥が 放されていたことから、
その名前が ついたのだそう
番犬ならぬ、番鳥ですね^^
平日とあってか、ひと気はなく
外国の方に2、3人すれ違うくらいで、
鬱蒼としげる木々に、小川のせせらぎと
鳥の声が 聴こえるばかり。。
そんな場所に 銅像が
ポツリポツリと並んでいるので、
日中でも 一人で 通ると ゾクゾクします
なに者かが潜んでいるのでは。。
と ドキドキしながら さぁっと通り抜けます
大手町から尾張町にかけて、
転々と残る 古い洋館
今は もう使われていない感じですが、
当時は ずいぶんハイカラだったのだろうな
民家の小さな庭から、
飛び出すように咲いている夏の花
この一週間ほどで、
ときどき蝉の声も
聞くようになりました
道草しながら、ようやく東山へ
駐輪所に自転車を停めて、
町を散策です
まずは、目的のお店、
乾物屋の しら井さん へ
本店は 七尾ですが、
こちらの ふりかけが 美味しいと聞いて
覗いてみました
お店に入ると
天井は 大きな吹き抜け
一角には、昔の商店を模した
展示があり・・
きれいな 細工昆布なども
飾られています
ちょこまかと 買い物をして、
次に向かった先は、
老舗の糀屋さん “ 高木屋糀商店 ”
こちらも 堂々たる風格で、
建物は100年以上 経っているそう
お店の中には
ギャラリースペースもあり、
ちょうど この日まで
望月通陽さんのブロンズ展が
開かれていました
眺めていると、お店のご主人が
ブロンズ像は 影もいいんだよ、
とライトをつけてくださいました
たしかに、影ができることで
もう一つ 静かな世界へと
広がっていくようで、
さらに存在感がますように感じます
穏やかな口調で、気さくに
お話してくださるご主人ですが、
眼差しはするどく、
いつもドキドキしてしまいます
欲しいものを買って、
帰りは ぶらぶら茶屋街散歩
いつもは観光客で賑わう通りも
暑さのせいか、人もまばらです
茶屋街の建物は、隣りどうし
みっちりと くっついていますが、
ところどころに植えられた緑が
目に涼しく・・
東山までは、
自転車で15分ほどの距離ですが、
静かな平日に、買い物がてら
散歩するのに ちょうどいい場所です
・ ・ ・
東山で、買ったもの
しら井さんで・・
焼き海苔、昆布、ちりめん山椒
・ ・
高木糀商店で・・
糀 1kg
DMもいろいろ、いただきました
今日は、雨ふり
家にこもって、これから
塩麹と醤油麹の仕込みです〜