雨が上がって
気持ちいい朝
今日は 中2の娘の中間テストで、
いつもより早く 家を出たいと言うので、
それに合わせて 犬の散歩を前倒しで行くことに
娘と一緒に 通学路を歩いていると、
ちょうど 小学生の子たちの
通学時間に重なって、
ぷぅこを見ては 女の子たちが
可愛い 可愛いと 囃し立てる
そんな子たちの様子を見て、
私も 可愛いな〜と思う
今日は 遠足でもあるのか
制服の子はおらず、
みんな 私服姿で
さらに 通りが賑わって見えた
途中、娘の幼馴染の
S君にも バッタリ会った
S君のことは
保育園のころから 知ってるけれど、
中学生になった 今でも
“ 〇〇(娘の名前)のおかあさーん”と言って、
遠くからでも 親しげに声をかけてくる
もう 大人みたいな体格なので
誰かわからず びっくり
することもあるけれど、
近づいて 顔を見れば
まだ 昔の面影がちゃんと残ってる
S君には 思春期特有の
気恥ずかしさみたいなのは
ほとんど ないようで、
昔のように 何でもよく喋る
見かけは ずいぶん大人になって
私より 背もずっと大きいけれど、
まだまだ 可愛いところがある
そういうところは、もしかしたら
S君が 外国の子っていうのも
あるかも知れない
小さなころは
かなりのやんちゃ坊主で、
ご両親も 先生方も 手に負えず
どうなることか ハラハラしたけれど、
そのころに 比べると
ずいぶん 落ち着いた
学校行事で 集団行動してると、
一人だけ ちょっと
浮いてるところがあるけれど、
それも S君のキャラクターとして
みんなに 受け入れられているような気がする
今は、県で 一番の
高校に進学するため、
塾に通って 毎日頑張ってるらしい
そんなことを喋りながら、
学校前の 分かれ道で
じゃあ、テストがんばってね〜と
二人を見送ると、
S君の ハーイという
元気な声だけ 返ってきました。。^^
今日は、秋晴れの澄んだ空気

公園の花水木は、
赤い実をつけて
紅葉し始めたところ

今日、娘はどんな顔して
帰ってくるだろう
テストの日は、いつも以上に
明暗が はっきり分かれてます。。^^
・ ・ ・
朝の家事をした後、
読みかけだった本を
最後まで 読み終える

コロナ禍を背景に、
職を失って 日雇い労働をする人
家族を見送った人
引きこもりになった人
貧困生活を送る 女子高生・・
街のどこかで
すれ違ってるかも知れない
他人同士が、同じ時代を
全然 違う立場や 状況で生きている
どの人も 社会的に見れば
スレスレの状況に
置かれているように 見えるけれど、
それぞれに かすかな光も感じて
読後感に すがすがしさがあった
- 価格: 1870 円
- 楽天で詳細を見る
何だって きれいごとで 済むほど
単純なことではないけれど、
それでも 生きてる限り
どこかに 光を見つけることが
人の生存本能の中にあるような気がした
最後の章は、不倫した夫と別れて
子どもを育てる シングルマザーの話で、
登場人物の中で 自分と
いちばん 近い状況なのもあって
共感する部分が 多かった
特に、ママ友とのやりとりが
妙に 生々しかった
同じ年代の子どもを育てる ママ同士だと、
知りたいことや 大変なことなど
その時々で 共通することが
たくさんあるから、
話題には いつも事欠かない
特に 家族構成や 経済状況
趣味嗜好なんかが 似てたりすると
さらに 話ははずむし、
女子校時代のような
仲間意識も 自然と芽生えてくる
けれど、この前 友だちと
話していたときに感じたように、
状況が 似ているからといって
考え方や 感じ方が
どこまでも 同じとは限らない
むしろ、仲良くなって
近い存在になればなるほど、
お互いの細部の違いが 見えてくる
そんなとき、
無理にでも 合わせたがる人と
それは それでいいと思う人に
なんとなく 別れているような気がする
私は どちらかといえば 後者で、
人は人、自分は自分と思う方が
なんとなく 居心地がいい
けれど、どっちが
正しいかにこだわる人も 結構いて、
よその家のことを
あれこれ 言いたがる人もいる
そういう人といると、
何だか こっちが
叱られてるような
気分になってくるので、
だんだん 自然と 疎遠になっていった
その辺の感覚の違いが、
自分には 結構 大きなことなんだと
後になって 気づいたけれど、
それが なんとなく 子育てにも
繋がっているような 気がする
そういえば、
今朝 読んでいた
暮しの手帖のヒント集に、
こんなことが 書いてありました
人付き合いや 子育てに、
絶対の正解はありません。
置かれた環境や 相性などは
千差万別ですから、
自分で「60点くらいかな」と思えたら、
それは100点満点です。
読みながら、なんだか
自分が 60点をつけられたような
気持ちになりました。。^^