まったりとした 午後。。
窓から 薄日が
ぼんやり差しているけれど、
家の中は 薄ら寒い
ズボン下と
厚手の 靴下を
履いてみたけれど、
まだ やっぱり 寒いので
コタツを 出そうかどうか
迷っている
ただでさえ
外に 出ないのに、
コタツまで 出したら
そこから 出なくなって
しまいそうなので・・
もう ちょっとだけ
待ってみることにしました
今日も、いつものように
『 僕の 姉ちゃん 』を
見ながら、編み物を
週末に 新しい毛糸を
買ってきてもらって、
今日も 3つ編んだ
ドラマに出てくる
主人公の 姉弟は
会社勤めで、
オンと オフとで
服装や 雰囲気が 全然違う
仕事や デートの時は
ピシッとしているけれど、
家にいるときは
だらんとした 格好をしている
私と 比べると、
ずいぶん メリハリがある
生活をしているなぁと思った
私は このところ、
ずっと おんなじような
格好ばかりしています
昨日、佐野洋子さんの本を
読んでいたら・・
齢をとったら、
どてらを着て モンペを履いて、
恋人と 派手な
オープンカーに乗って
六本木に 映画を観にいく、
と 書いてあった
そんなのを 想像するだけで
愉快な 気分になるけれど、
なかなか 自分にはできないなぁ
と 思う
そんな人を見たら、
きっと 忘れないだろうなぁ。。
ちょっと前、
漫画家の 倉田真由美さんが
SNSで お弁当の写真を
上げていた
ごはんの上に、
魚と 色とりどりの野菜が
ゴロゴロのっていて、
野生的で とても
美味しそうだった
ご本人は、カオス弁当と
呼んでいたけれど・・
人には 見せられないと
思っていたものを
一度 思い切って見せると、
案外 大したことじゃなくなるんだと
言っていた
去年は 49歳で 初めて
ビキニ姿も 披露されたらしい。。
そんなのを 読んで、
やっぱり すごいなぁ
と 思った
そして、自分には
まだまだ 隠しておきたいところが
いっぱいあるのかもしれないなぁ
と 思った
この間 書いた日記で、
35歳が 分岐点だったと
書いたけれど・・
もう一つ
その 年ごろに
大きく 変わったことが
あったように 思う
物心ついてから
大人になって しばらく
人から どんな風に見られるか、
そんなことばかりに 気を取られて
いろんなものを たくさん
身につけようと
していたけれど・・
あるとき ふと
本当は 何がしたいのか
だんだん 分からなくなってきて、
いらないものを どんどん
削いでいった 時期だったように思う
マトリョーシカみたいに
外側を どんどん 外していくと、
元は 小さなころの自分と
そんなに 変わってないような
気がした
長い時間をかけて、
また 昔の自分に
戻っていったような気分だった
そうやって 自分を、
ちょっとずつ
さらけ出していくと、
余計なことに あまり
気をつかうことがなくなって
どんどん 身軽になっていく
自分にとって、
いるものと いらないものを
もう一回 見つめるとき
だったのかもしれないなぁと思う
隠してきたものが
どんどん 出てきて、
素の自分が ひょっこり
出てきたとき、
そこから また新しく
いろんなことが
始まっていくような
気がします
・ ・ ・
ご覧いただき
どうも ありがとうございます^^
佐野さんは、
生きることにも
死ぬことにも、
本当に 自由な人だったなぁ。。