先日図書館で借りてきた「折りびな」の本。
家にちょうどあった材料でできそうだったので、
昨日の午後、一人で折ってみました。
ちまちまとした作業を黙々と。。
一つ折るのに1時間ずつかかり、ようやくできあがりました。
本では旧式の置き方ですが、
実家ではずっとこの順だったので、こちらに。
桃の花も一緒にかざりました。
小さいわが家には、ちょうどいい感じかな。
折り紙を折って、上から重ねていくたびに
どんどん人形の形になっていくのがおもしろく、
子どものように、はたまたおばあさんの手仕事のように
無心になって折りました^^
この折りびな、
田中サタさんという方が
折ってはお友だちに分けていらしたそうで
それがある日、児童文学作家の石井桃子さんの手に渡り、
「三月 ひなの月」という本の挿し絵に使われたことで
たくさんの人に知られるようになったそうです。
本が英訳され、アメリカにも渡り、
この折りびなも一緒に海を渡ったのだそう。
この折りびなの言われも、
人から人へ代々伝承され続けてきたものだそうで、
創案者はわからないまま。
昔話やわらべ唄のように人づてで
いろんな人の口から口へ伝わったように
こうして折り方が途切れず伝わったことを思うと
とおい昔の知らない人と今の自分がすっと繋がるようで、
なんだか不思議だなぁと思います。
こうして、私から娘にも伝わっていくのかな。。
男びな、女びなの他、三人官女や五人囃子の作り方も載っているので
毎年少しずつ増やしていこうかなぁと思っています^^
ご覧いただき、どうもありがとうございます。
どうぞ、よいおひな祭りを!