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いつもの ごはんと、日々の あれこれ

全然 幸せそうに見えない 母親が、独身の娘に言ったこと

 

久しぶりに

うす晴れの朝

 

ぷぅこと 散歩に出ると、

まだ 半分曇っているけれど

ちょっとずつ 青空の面積が

広くなってくる

 

 

 

 

家に帰って

コーヒーを淹れて

テーブルにつくと、

久しぶりに 朝日がさして

いつもの 朝ごはんが

いつもより 美味しそうに見えた

 

 

グラハムクラッカーの上に

完熟のバナナをのせて

シナモンを振ると、

それだけで タルトみたいな

味になる

 

 

・ ・ 

 

 

木皿泉さんのエッセイを

読んでいたら、

昔 お母さんとした

会話が 書かれていた

 

若かったころ、お母さんから

「 結婚しなきゃ 幸せになれない 」

と 言われ 続けていたこと

 

「 でも、お母ちゃんは

 全然 幸せそうじゃない。

 結婚して 何が幸せなの? 」

と 聞くと・・

 

しばらく 考えたあと、

「 好きな夕ごはんが つくれること」

と 返事が返ってきたらしい

 

それが、その当時

全然 理解できなかった、と

 

私も もし 母から

同じことを言われたら、

きっと 拍子抜けしたと思う

 

そんなもののために、

わざわざ 結婚するのかと

 

けれど、今は 案外

そんなものかも

しれないなぁと思う

 

ただただ 毎日

普通に 暮らせるように、

毎日 家事をして

夫は 毎朝 仕事へ行く

 

そんなことの繰り返しで

何が 楽しいのかといえば、

何だか ぼんやりとしたものしか

浮かんでこない。。

 

たまに そんな毎日に

退屈になって、

何か 新しいことを

したくなってくることも

あるけれど・・

 

どれも これも

普通の暮らしという

土台があってこそ、

成り立つもののような

気がする

 

私にとって、

その 普通の暮らしっていうのが、

毎日 ごはんを作って食べるって

ことなのかもしれないなぁ。。

 

その土台が 作れるのなら、

結婚しようがしまいが

あんまり 関係ないんだろうし・・

 

“ 普通 ” と思うことも、

みんな たぶん それぞれ違う

 

 

・ ・

 

 

この間、

娘の遠足のオヤツを買いに

普段 行かないスーパーに行ったら、

なつかしい 飴玉を見つけた

 

それを見た 夫が

久しぶりに 食べたいと言うので、

一袋 買うことに

 

 

地元に 昔からある飴で、

材料も 作り方も 昔のまま

 

 

飴が セロハンに

くっつかないように

オブラートに包んであって、

口に入れると それが一瞬で溶けて

米飴みたいな 味が広がる

 

そして、口の中で

どんどん 柔らかくなって、

溶けていく。。

 

ずいぶん 久しぶりに

食べましたが、

昔と 全然 変わらず

素朴で やさしい味でした^^

 

美味しいと 感じる中に、

きっと 懐かしい記憶も 

含まれてるんだろうけれど・・

 

娘にも 一つあげたら、

おいしーおいしーと言って

昭和の子みたいに

喜んで 舐めてました

 

そんな なんでもない

ささやかなことに、

けっこう 満足してるような

気がします。。^^

 

 

・ ・ ・

 

 

素朴な味って、

ついつい 手が伸びますねー

 

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