この間、
お隣の Yさんと
話していたとき・・
なっちゃん（娘）は、
ママの 言うことと
学校や よその人が
言うことが
違ったりすると、
混乱したりしない？
・・と 聞かれた
たしかに
よその家に あるものが
なかったり、
ないものが あったり
言うことや
考え方も けっこう
違っている と思う
娘に なんで？と
聞かれることもあるけれど、
その度 理由を話すと
娘なりに 納得して
いるんじゃないかなぁ
と 思う
どんなことにも、
いいところと
そうでないところがあって
何が いいかは
人によって 違うから、
家族で 話し合って
いいと 思うように
していこうね と
娘と 私も 違うから、
娘が 自分だけの生活を始めたら、
今とは またちょっと
違うんだろうな と思う
・ ・ ・
子どもの頃、毎週
母に 教会へ連れられて、
聖書の お話を聞いた
わかりやすいところと
わかりにくいところが
あったけれど、
神さまを 信じたら
天国に 行けるんだと
思っていた
そのころ 一緒に
住んでいた 祖母は、
違う 神さまを
信じていた
牧師さんから
別の 神さまでは
天国には 行けないと
教わっていたので、
祖母が 別の神さまに
お祈りするたびに、
つらくなった
そのことが
どうしても 気になって
眠れなくなった 夜・・
祖母に 聖書の中の
神様を 信じてほしいと、
泣いて 頼んだ
そしたら、祖母は
おばあちゃんには
おばあちゃんの
神さまがいるから 大丈夫
まりちゃんは
まりちゃんの 神さまを
信じればいい
と 言った
そのときは
とても 悲しかったけれど、
今は 祖母が
そう 言ってくれて
よかった と思う
“ ノンタン！サンタクロースだよ ”
という絵本が 家にあった
ノンタンは、
サンタさんが
来るのを 待ちきれず・・
家を 飛び出して
サンタさんを
探しに 出かけた
途中で、
ウサギの サンタや
クマの サンタに会って、
その度に プレゼントを下さいと
言うのだけれど・・
どのサンタも
ノンタンの サンタじゃないから
あげられないよと 言った
探しても 探しても
なかなか 会えず、
ノンタンが 疲れて
眠ってしまったころ・・
ネコの サンタが
ようやく やってきて
プレゼントが
もらえた という、
そんな お話だった
子ども心に
神さまも サンタも
みんなと 同じじゃないんだな
と 思った
なんだか 最近、
祖母の 言ったことと
ノンタンの話を
よく 思い出す
みんな
それぞれの 感覚で
信じたいものを、
信じられたら
いいなぁと思う
