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いつもの ごはんと、日々の あれこれ

セールスマンと、人生で いちばん何もなかった 夏の2ヶ月間

 

この間、

夕はんを作っていたら

ピンポーンと

インターホンが鳴った

 

はーいと

カメラを覗くと、

ポロシャツに

首から 何かをぶら下げた

業者風の 男の人が立っていた

 

一見 宅配業者っぽいけれど、

手には 何も荷物を持っていない

 

何かの セールスだろうなぁと思いつつ、

ごはんを作っている 最中だったので、

すでに 帰宅していた 夫に

代わりに出てもらうことにした

 

玄関で 2、3分

話し込んだ後

部屋に戻って来た 夫に、

何だった?と聞くと

docomo の営業マンだったよと

 

・・もしや

 

私が 長年使っているガラケーを

そろそろ スマホに代えたらどうかと

提案するために、

家まで わざわざ

やって来たのだろうか。。

 

(ときどき、docomoから

 定期的に そういう

 ハガキが届くので・・)

 

で、おそるおそる

何の用事だったか 聞いてみると、

毎月のプランを お得なものに

変更しませんかという

結構 よくある 内容だった

 

docomoさん曰く、

最近 皆さん 毎月の支払いが

増えているようなので、

個別に 訪問しているとのこと

 

ちなみに、

うちの 毎月の支払いは・・

 

夫のスマホが、2000円前後

私のガラケーは、1000円ほど

 

金額を 営業さんに話すと、

それ以上は もう安くなりませんと

あっさり 帰って行ったらしい

 

ときどき 家に

何かのセールスや

宗教の勧誘や

NHKの受信料の取り立てやら

やってくるけれど、

docomo がやって来たのは

初めてだった

 

携帯電話業界も 飽和状態で、

なかなか 伸び悩んで

いるのかもしれない

 

 

・ ・ 

 

 

図書館で 借りてきた

稲垣えみ子さんの本

 

 

前に読んだ ピアノの本が

面白かったので、

また 借りて来ました

 

できるだけ 最低限の準備で、

フランスの リヨンで

二週間滞在する お話

 

 

 

 

私も 20代の中ごろ、

拙いフランス語と 英語と

スーツケース ひとつで、

2ヶ月間 一人

リヨンに 暮らしたことがあった

 

今から 20年以上も前で、

携帯も ネットも 今ほど

必需品ではなかった時代

 

便利だけれど

なくても それなりに

普通に 暮らせる、

そんな時代だったように思う

 

日本にいる

家族や 友だちとの

やりとりは 主に手紙で、

(なので、届くのは1〜2週間かかる)

緊急の時は 公衆電話から

国際電話をかけるしかない

 

現地の語学学校で

仲良くなった 友だちとも

ほとんど 連絡手段がなく、

ほぼ すべてが 口約束のみ

 

待ち合わせで 会えなかったら

それっきりという状況は、

結構 ハラハラドキドキだった

 

そして、部屋に戻れば

テレビもなく、ラジオのみ。。

 

(あっても ほとんど 何を言ってるのか

 わからなかっただろうけれど。。)

 

そんな状況下、

一人の時間は

本当に 一人な感じがした

 

刑務所の中って

こんなだろうかと、

思ったりもした

 

孤独といえば

もちろん そうなのだけれど、

今 考えると、いちばん

自分に 向き合った時間

だったとも 思える

 

人と 繋がる手段は、

どちらかが 声をかけて

そこから 広げていくしかなく・・

 

物理的にも 精神的にも

一人では 生きられないからこそ、

コミュニケーションは

生まれるんだなぁと

しみじみ 感じた

 

今は すっかり ネットの便利な

生活に 浸りきっているけれど、

ときどき そんな ちょっとした

サバイバル感覚を

求める 自分もいる

 

 

稲垣さんの本を読みながら

自分の体験と いくつも

重なるところがあって、

ちょっとだけ タイムマシーンに

乗った気分でした

 

 

・ ・ ・ 

 

 

ご覧いただき

どうも ありがとうございます^^

 

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最後の日に、クラスメイトと

一緒に撮った 写真

 

みんな どうしてるかなぁ。。

 

 

 

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