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いつもの ごはんと、日々の あれこれ

亡くなるときに 何も残さないと決めた、叔母さんの話

 

土曜日に

実家に泊まって、

昨日 家に帰ってくる

 

日差しが 眩しく、

外は 夏のような 暑さ。。

 

 

家に着いて

コーヒーを淹れたら、

やっと ちょっと 落ち着きました

 

 

・ ・ 

 

 

実家からの 帰り

夫の実家にも 寄らせてもらって、

玄関先で 久しぶりに

お義母さんの 顔を見て・・

 

今年の始めに 亡くなった

夫の叔母さん(お義母さんの妹)の

話を聞いた

 

叔母さんは

去年 ガンが見つかり、

そのとき すでに ステージ4

 

一度 放射線治療したものの

あまり 良くならず、

それから 半年後の

今年のお正月に 亡くなりました

 

本人の希望で、葬儀は

ほんの小さな 家族葬のみ

 

夫も お義母さんも 参列せず、

叔母さんの夫である

叔父さんも 入院していたので、

息子さんたちだけの

本当に ささやかなもの

だったらしい

 

そして、

四十九日を 終えた後・・

 

遺骨は、

幼くして 亡くされた

娘さんのものと 一緒に、

海へ 散骨された

 

息子さんは 二人とも

遠い場所に 住んでいるので、

ここで お墓を守るのは 難しいと

考えられたのかもしれない

 

散骨の費用は、

船のチャーター代として

25万円ほどだった と

 

 

私が 叔母さんに

直接 お会いしたのは

ほんの数える 程度で、

最後は 娘が生まれたとき

だったように思う

 

どんな方だったのか、

詳しいことは

何も 知らないままですが・・

 

一度だけ 結婚の挨拶に

お家へ おじゃましたとき、

家の中が スッキリとしていて

玄関の飾り棚に かわいい小石が

ちょこちょこと 並べられていたのを

憶えている

 

部屋に ぽつんと

置かれていた CDプレーヤーは

自分の持っていたのと 同じもので、

なんとなく 好みが

似てるのかもしれないなと思った

 

親世代の人が住むの家は

どこも ものが多かったから、

なおのこと 叔母さんの家が

印象に残ったんだと思う

 

叔父さんが

仕事を 退職された後は、

よく ご夫婦で 日本中

車で 旅行されていて・・

 

観光地よりも

いろんな 風景を見るのが

好きなんだと、

楽しそうに 話されていた

 

そんなことを

思い出しながら、

叔母さんは 最後まで

さっぱりと 潔く・・

 

自分のことは、

自分で 決めていかれたのかも

しれないなと 思いました

 

 

・ ・ ・

 

 

朝の散歩中、

目の前に 鳶が一羽

佇んでました

 

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