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いつもの ごはんと、日々の あれこれ

自分と 違う人に会って、はじめて 知ること

 

昨日は、久しぶりに

Hさんと たくさん喋って、

最近 開かずにいた引き出しを

久しぶりに 開いてもらった感じ

 

開いてみると、

いろんなものが 詰まってました^^

 

 

Hさんは 一つ年下で、

Hさんが 働いている

ブックカフェに通ううち、

いつの間にか 親しくなりました

 

自分と 似たところもあるけれど、

どこか つかみどころがなく

感情が 緩やかで

凪のような人です

 

 

そんな Hさんが

帰りぎわ、本を

貸してくれました

 

 

著者の 朴紗羅さんは

1984年の京都市生まれ

 

父が韓国人、母が日本人で

日本国籍を持つ

在日コリアン人

 

韓国の名前を 持つことで、

日常生活では 日本人として

扱われることは

ほとんど ないという

 

名前が原因で 小学校で

いじめられたこともあったし、

民族団体の子ども会にも

まったく 馴染めなかったらしい

 

自分が何者か わからないまま

小学校時代を終え、

中学生になって 英語の授業の

補助員だった 外国人に出会って、

初めて 自分が何人であるかを

意識しないで、

気楽に 話せたんだという

 

人種の違う人から見れば、

日本人も 韓国人も

同じ アジア人でしかないんだと

 

そんな 経験から、

日本でも 韓国でもない

外国に住みたいと

思うようになったらしい

 

 

私も フランスで

語学学校に通っていた頃、

似たような感覚を

味わったことがあった

 

授業が終わった 放課後、

韓国人のクラスメイトと一緒に

カフェで 片言のフランス語と英語で

話していたとき・・

 

隣の席に座っていた

白人のマダムに、

くすくす 笑われたことがあった

 

同じような顔をしたもの同士が

外国語で、身振り手振り 必死に

コミュニケーションを取っていたのが

滑稽に 映ったんだと思う

 

フランス人から見れば、

韓国人も 日本人も 同じアジア人で

そんなに 大差はないんだろうなと思った

 

実際、白人や黒人が

多い国にいると、

アジア人同士というだけで

妙に 親近感が湧いた

 

憧れていた フランスで、

自分たちにはない

考え方や 空気感を

肌で 感じつつ・・

 

学校や 街中で出会った

韓国人の人懐っこさや、

中国人の強さと

ぶっきらぼうな 優しさにも

触れることができた

 

 

本の内容は、

子どもを連れて ヘルシンキで

暮らすことになった 朴さんが、

日々の生活の中から感じた

フィンランドの様子を 綴ったもの

 

文化や考え方、風習が違う国に

住むことで、それぞれの国を

自分の目で 客観的に

感じることができる

 

そして、それを

掘り下げていくことで

気づかなかった 自分の内側も

同時に 知ることができる

 

ここ数年、外国に行くことは

すっかり なくなりましたが・・

 

そういうことが、

知らない国を旅したり

生活することの喜びだったなぁ。。と

いろんな 出来事を思い出しました

 

 

・ ・ ・

 

 

ご覧いただき

どうも ありがとうございます^^

 

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本は、小さな

どこでもドアですね〜

 

 

 

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