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いつもの ごはんと、日々の あれこれ

感情の渦にのまれ、本番で 大コケ!してしまいました

 

三十数年ぶりの

ピアノ発表会 当日

 

ぽっかぽかの お天気で、

会場まで のんびり

歩いて行くことに

 

 

冬の こも掛けも

そろそろ 終わりかな。。

 

 

 

・ ・ 

 

 

会場では、順番に

リハーサルを

 

 

他の方の 演奏を聴きながら、

自分も イメージトレーニング

 

本番前に 弾けるのは

一回きりですが、

会場のピアノは 柔らかな音色で

とても 弾きやすく・・

 

 

これなら、

本番もいけるかも・・と 

ちょっと ホッとしてるところ

 

 

開演までは

だいぶ 時間があったので、

会場横の公園で ひと休み

 

 

ぽかぽかの空の下、家族連れや

日向ぼっこをする人たちを眺めながら、

また だんだん気持ちが

落ち着かなくなってくる

 

本当は、

このまま ここで

のんびり 過ごしていたい。。

 

 

・ ・

 

 

午後、いよいよ 開演して、

前半の 可愛い子どもたちの

演奏を聴いた後・・

 

後半は、大人の会に

 

子どもたちも

緊張していたけれど、

大人は よりナーバスな感じで

見ている こっちまで

鳩尾あたりに じわじわと

緊張感が 伝わってくる。。

 

そんな中、

無事 演奏できるのか

ハラハラした 気持ちで、

いよいよ 舞台へ

 

 

曲目は、ベートーヴェンの

ピアノソナタ “ 悲愴 ” 第二楽章

 

穏やかで

やさしい旋律の中に、

難聴を抱えつつ

誰にも言えなかった

ベートーヴェンの悲しみと

それでも 消えない希望と

情熱が込められた 作品

 

演奏する人によって

だいぶ 雰囲気が変わりますが、

私が 好きなのは

辻井伸行さんの演奏

 

 

 

やさしく

そっと 包み込まれた後、

あたたかな 余韻が残る感じ

 

本当の やさしさの奥には

悲しみが そっと

隠れてるんだろうと

思えてくる

 

 

演奏時間は

5分くらいですが・・

 

いやぁ、とにかく

緊張しました。。^^

 

緊張しないように

落ち着いて 落ち着いて

と 思えば思うほど、

ますます 緊張してくるこの感じ

 

心臓は ドキドキ、

手は 小刻みに震えてる。。

 

頭の中で、

落ち着け 落ち着けと

震えるな 震えるなと

思えば 思うほど、

なぜか どんどん 震えてくる

 

そして、いちばん 決めたい

中盤後半の 盛り上がるところ・・

 

ベートーベンの

強い決意を感じる部分で、

思いっきり 音を外して

思いっきり ズッコける!

 

ベートーヴェンも

思いっきり ズッコけたはず..

 

まさか こんなところで・・!

 

普段の練習では

間違えることのない

意外なところで、

大きな穴に すっぽり

はまってしまった感じ

 

後で 聞くと、

皆さん そうみたい。。

 

あとは、もう

最後まで 走り切るしかないと

なんとか 疾走しました。。

 

本番のおそろしさって

こういうことだったのかと、

しばらく 頭が

ぼぉっとしてましたが・・

 

大舞台が 終わったことに、

だんだんと 安堵と

脱力感と 無念さが

ごちゃまぜになって、

帰りは 一人で パフェでも

ガツガツと 貪りたい

気持ちでした。。^^

 

とはいえ、

ここ数日 家族にも

練習時間を作ってもらったりと

いろいろ 協力してもらっていたので、

三人分の ケーキを買って

帰ることに・・

 

 

昔からある

街のケーキ屋さんで、

よく見ると

depuis 1979の文字が・・

 

 

1979年といえば

私は3歳で、

ちょうど ピアノを始めた頃

 

こうやって、

えっちらおっちら やりながらも

ピアノを続けてきたんだなぁと。。

 

もう それだけで良し!

としておくことにしました。。^^

 

 

・ ・ ・

 

 

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あ〜、美味しかったー

 

 

 

 

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