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いつもの ごはんと、日々の あれこれ

一人暮らしをやめた理由と、結婚しても 変わらなかったこと

 

昨日は 一日雨で、

いつもの日課の合間

ふと 思い浮かんだことを

いろいろした

 

しばらく 飾っていた花が

萎れてしまったので、

庭の花を切って 飾ることに

 

 

一緒に 絵も並べたら、

そこだけ 祭壇みたいになった

 

 

こんなことをしていると、

一人で アパート暮らしを

していたころと、

そんなに 変わらないような

気がしてくる

 

 

夫と結婚する前の、

一年ほど

 

私は 鎌倉の小さなアパートに

一人で 住んでいた

 

6畳の和室に、

窓が一つと 押し入れが一つ

 

あとは 2口コンロの

キッチンのほか、

小さなトイレと

お風呂がついていた

 

洗濯機を置く場所はなく、

住人は みんな

ドアの外の廊下に置いていた

 

鎌倉駅から歩いて5分、

家賃は4万円ほど

 

近くには 市場があって、

少し歩けば 海も山もあった

 

街には、

おしゃれな店や 古い店、

高級な店や 庶民的な店もあって、

住んでいる人は みんな

その街を 気に入ってるように見えた

 

私も そこでの暮らしを

気に入っていたけれど、

一方で こんな生活は いつまでも

続けられないなぁとも思っていた

 

住んでいた アパートには

古くからいる人ばかりで、

大家さんの人柄の良さと

立地の便利さ、家賃の安さで

一度 入ったら出ていく人が

少ないらしかった

 

新入りの私は いちばん若く、

ほかの人たちは

40代から60代くらい

 

アルバイトや

自由業の人ばかりだった

 

みんな どこか似ていて、

自分の10年後20年後を

見ているような 感じがした

 

そこでの暮らしに

不満はなかったけれど、

不安はあった

 

自分には、

ずっと そこに一人で

住み続けるだけの 何かが

足りてない気がした

 

そのあとすぐ

今の夫と知り合って、

あっという間に

結婚することになり、

引っ越して 一年足らずで

また 引っ越すことになった

 

そのアパートを出るとき、

隣のおじさんは

いつも通り 穏やかな顔で、

反対隣のおばさんは

今にも泣き出しそうな

顔をしていた

 

大家さんは、

あの部屋には 結婚運があって

あそこに入った人だけ

すぐ 出ていくのよー、と

 

その中でも

あなたが いちばん早かったわ、

と 笑って話していた

 

今は 一人暮らしでもないし

場所も ずっと離れて

変わったことも

たくさんあるけれど、

同じくらい 全然

変わってないところあって

 

そのどっちもが合わさって、

今の自分なんだなと思う

 

 

・ ・ ・ 

 

 

今朝も 庭の木の下で、

鶯が 何度も何度も鳴いていた

 

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写真で撮ると、

土と同化して

なかなか 見えませんが。。^^

 

 

 

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